2013年1月16日水曜日

阪神淡路大震災・18年

17日は阪神淡路大震災被災18周年。
一昨年の東日本大震災で阪神大震災のカゲは薄くなったようだが、
我々被災者にとってはやはりあの震災抜きには考えられない。

1995年(平成7年)1月17日
個人的に言えばあの日から人生は大きくウネリ出したと思う。
大震災がなかったら、例のKLWにGoサインだでて(17日に神戸市と関係企業の最終合意会議がある予定だった)それから紆余曲折はあったにしても上手くいけば、KLWへ出向して、上手く行けば役員にでもなって・・・、定年までゆっくり出来たかも!
何せ、KLWワーキンググループのダイエーサイドのメンバーだったのだから!
でも、KLWはディズニーとUSJに完敗していたかも???
「・・・鱈の話はアリューシャン」 

マジな話。
今問題になっている東日本大震災の復興が遅れている問題。
比較すると・・・・・。
阪神は地震・火事で焼失、東日本は津波で流出
阪神は都市直下、東日本は地方の海岸沿いで面積が広い。
それに原発事故まで含まれているのだから大変の域を超える。

阪神が3~5年で復旧したのは都市のパワー。
壊れた建物は殆んど企業が復旧した。
東日本は津波で土地までえぐられて地面(土)の復旧までは国がしてくれない。
何故なら土地は個人資産であり「公」が手をつけるには特別な立法措置が必要になるからだ。
それに津波の被害を100年で3回(明治・チリ津波・今回)も受けている土地に再度家屋や工場をたてるのか否かの合意も中々出来ていない。
阪神の時でも壊れたマンションを建て替えるのに住民の合意が中々まとまらなかった。
東日本の場合、町全体を高台に移すか元の場所に再建するか?というのだから合意するのは至難の技。
最終的には行政が国民の合意を得て、再建に資金を出さざるを得ないだろう。
しかし、震災だけ優遇するのはムリがあるかもしれない。
例えば、他の災害や火事で損害を被っても何の支援もないのに・・・・。
政府の強力なリーダーシップが必要になる。

それに福島原発の問題もある・・・・・!

・・・・オシマイ・・・・