2013年12月8日日曜日

蛍池時代(その3・疑惑事件)

小学校時代の一大事件のことを忘れていた。
暴行疑惑とも言うもので、6年生の時ボクが担任の中川先生に理科の実験中に何か薬剤をかけたというのだ。これは全く身に覚えのないことで、母が教頭によばれて「こんなことをする生徒は退学だ」と言われて初めて知った。そんな事実はなかったし、中川先生も何も言っておられない。母に詰問されても言うことない。そんなことはない。ボクの言うことを信じて欲しいとしか言いようがなかった。
誰が何の為にこのような話をでっち上げたのか分らないが、丁度その時話が進んでいた「健康優良児」推薦問題にからんでいたのか? この疑惑のお陰で推薦が取り消されたのは事実だ。
教頭が言った退学云々の話はどうなったのか、以後のことは聞いていないし、そのまま学校へは行っていた。 
キツネにつままれたような話ではあったが、その時はどうなることかと気が気ではなかった。
大人への不信感が増大したことは事実。






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