2013年12月8日日曜日

蛍池時代(その3・ボーイスカウト)

3年生になって担任の東先生からボーイスカウトへの誘いがあった。多分、態度の悪いボクを矯正させる狙いがあったのかもしれない。
ボーイスカウトは6年生かで3年生のボクは下部組織のカブスカウトに入った。
ボーイスカウトはイギリスの軍人、ベーデン・パウエル卿が提唱した軍隊の幼年学校の在宅版のようなもので、よく考えると「?」なものだ。
しかし、当時はカッコイイものでもあった。週に1回位に集会があって、色々なことを教えてもらった。活動は野外活動が主でよくキャンプをしたものだ。キャンプは最初キライだったが、いつの間にか好きになりボーイスカウトに昇進してからは毎週土曜の午後は夜間ハイクと言った半日キャンプによく出かけた。宝塚や箕面・能勢の山が主たるキャンプ場だった。今では開発されてその殆んどが住宅地になっているが当時が懐かしい。
夜間ハイクは本来、夜間の行動の訓練で通常はテントは持って行かない。食糧とシートのみをかついで歩きまわる。適当な場所を見つけて食事をしシートで雨露をしのぐ寝床を作り仮眠する。朝起きたら滝壺の上で寝ていてビックリなんてこともあった。それがオモシロかった時代であった。















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