妻がガンで遊病中、傾倒していた聖露加病院理事長の日野原重明先生が100歳を迎えられNHKで特別番組があった。
今夜の放送は非常に興味深かった。
地下鉄サリン事件時の先生の大活躍は知っていたが、あの忌まわしい「よど号ハイジャック事件」に遭遇されていたことは知らなかった。
ハイジャックされて4日間機中で生死の境をさまよい、生還されて思われたのは
「残された命は神様から頂いたもの、それをどのように人々の為に使おうか?」ということ。
比較するのは恐れ多いが、同じように死にかけて生還した私が思ったこととの違いは恥ずかしい限り。「これからは余生やから・・・」とその後もエーカゲンな生きてきた自分自身が恥ずかしい。
先生はクリスチャン、神に仕える思いには非常なものがある。
「人々の為のMission」といわれ、100歳の今も病院理事長としてケア病棟の患者さんを勇気づけられている。先生に勇気つけられた患者さんは何人いらっしゃるだろうか?
また同じ信仰者としてもその思いは比較にならない。
今からでも遅くはない、神様から頂いたこの命、何か有意義にお使いいただきたいと思う。
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