2011年10月4日火曜日

神戸本店室。

   これまで凡そ時系列的にかいてきたが、これからはその枠を外して書いてみる。
と言うのも話の前後が定かでないことが多いからだ。


 店長を3年ほどして個人的にある事故を起こし、店長解任(この事故については別に書こうと思っています)簡単に言えば、ダイエーの社員でありながらオヤジの会社をやっていた就業規則違反、バレたのはその会社のトラブルから。本来はクビ、それを社長は許してくれた。このことがそれからの仕事に大きく影響していたようだ。

 店長を外されて半年位、本部で遊んでいた。実際は仕事ナシの窓際!
その間はヒマと言うか干されているので本当は辛かったが、同僚たちが毎日慰めの飲み会をやってくれたりしてそれなりには過ごした。そして新しく出来た「神戸本店室」と言う組織に異動が発令された、しかも管理職扱いで。なんと言うラッキー!

神戸本店室は多分他社には恐らくない組織、ダイエー本来業務とは異なり、社長自身の財界活動の拠点組織。
かなりマル秘事項も扱う。あとから考えると、社長としてはクビを許した「恩」を返せと言うことかも?

 それから10年余、阪神大震災後までこの本店という訳のわからない組織で仕事をした。ひとことでは言えないほどその業務の幅は広く色々な事項を担当した。
神戸本店室は法律上の本店としての総務的な仕事、本来本店は主たる事務所におかなければならないのだが、敢えて社長の出身地「神戸」に法律上移したものだ。当時、主たる事務所は東京に、しかし法律上の本店は神戸。神戸市のビルのワンフロアを借りたチッポケナもの、社員数名、責任者は常務取締役。

 しかし事情を知らない人は何でも神戸の本店にもってくる。問合せも多い。ルーティンとしてそれをさばくことも必要。

 そして本来業務の財界活動と言う渉外業務。
通常の企業と異なるのは単に財界活動するのではなくどれだけ営業にプラスになるかが問われる。ダイエーらしい。
室長は常務、民間渉外担当と官公庁渉外担当の二人の管理職(部長クラス)それに担当者が数名。私は民間を担当した。要は神戸商工会議所の会頭を目指す社長の最前線を担当した。社長-常務-私の非常にシンプルなライン。
おおよそは上記の通りだが、具体的にはなんと煩雑な業務か?
これから思い出すまでに色々書いていこうと思う。








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