2011年9月3日土曜日

新入社員教育担当-1

 人事の教育部では新入社員教育担当。
 メインの仕事は定期入社の高卒・大卒の受け入れ教育。
社員数の多さと各地域の本部の指導とかでそれはそれで大変だったが、それ以外にもう一つ重要な仕事があった。新入社員担当とは新しく当社へ入ってくる人を受け入れる作業全て、だから新人全員が対象。

当時はまだ中途入社が盛んだったし、特に中堅社員も多かった。
しかも中堅社員には役員候補クラスの方もおられた。これには参った。教育担当だった3年余りで入社後役員になられた方を数名は受け入れた。
各種手続きから社史・業務内容・社内規則等の研修、役員候補の方には現職役員との面談セット、各種全国の施設案内。それに現場(店)実習。1人入社されると1カ月位振り廻された。一番困るのは彼らの社長あての研修レポート(週刊)。それにどのような感想を書かれるかで結果はNG。ヒヤヒヤもんだった。
しかし、そのことが後々の仕事に非常にプラスになった。半数以上の役員が教え子、顔が効く、仕事がスムーズに進んで楽勝だった。今でも「森本先生」なんて冗談半分で呼ぶ役員もいる。

当時はどこから探してくるのか大手・中堅企業の名の知れた人材がドンドン入社した。ユニチカ・三越・丸紅・伊藤忠etc.
創業間もないダイエーを支えた人々だ。中には?な人もいたが。





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