2011年9月12日月曜日

新婚生活って???

 11月12日に結婚式を挙げて、30日が西宮店のオープン、バタバタの毎日が続いた
。それに西宮店は周囲に大型店(当時3000坪は大きい)が無いためか非常に売れる店だった。お蔭で例の実験は棚上げ。売場作り、商品手配、従業員手配に忙しい毎日を送った。

やっと年末も何とか乗り切り、正月、当時はまだ正月4日間は休みの時代、少しはゆっくりしたかな?(記憶にないが) 
 そこにマタマタ大事件発生、母が突然倒れたのだ。
池田の市民病院に即入院。「腸閉塞」との診断、早急に閉塞部分を除去、つまり手術ということになった。困ったのは当時の病院は完全看護ではない、誰かが付き添いしなければならないのだ。しかも例によってオヤジは「ヨイヨイ」のまま、今でいう痴呆症。母の付き添いは雇ったが誰かが毎日病院へ顔を出さないと母は不安がるし、誰か家にいないとオヤジは何をしだすかわからないし、どうすりゃいいんだ!!!
ボクが出勤時か帰宅時に西宮から池田を経由して母の様子を見ることにした。家内はオヤジの世話。

仕事は相変わらず忙しい。新婚生活なんてどっか行ってしまった。

母は開腹手術、付き添ったが午後から半日かかる大手術。終わったら夜だった。大腸を10cm切除、腸閉塞には違いないが「大腸ガン」だった。当時はまだ「ガン=死」の時代、医師は気を使いそう言ったみたいだ。手術後1カ月で母は退院。

両親が寝ている家庭って悲惨を通りこしている。でも今思うに優子はシッカリしていた。どんな環境にも順応、対応出来る女性だった。しかもグチ一つ言わない。

 その後、この両親を最後までこの家で看取るわけだが、彼女が明るいので気が楽ではあった。優子さんに感謝!

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