2011年7月30日土曜日

「団塊の世代」とはよく言ったものだ!

堺屋太一氏が我々戦後のベビーブーマァーのことを「団塊の世代」と名付けた。
確かに塊だ。現在1年間の出生数は120~130万人位、われわれは250万人もいる。しかも3~4年連続で。1000千万人位のカタマリ、社会も経済もこのカタマリを無視出来ない。今やそのカタマリが老後という世代になった。
このカタマリは我々が生れて死ぬまで続く。
小学校時代は校舎が不足し一部はプレハブ校舎、体育館もプールもなかったから我々の時代に作られた。プールは父兄の労働奉仕で作られたのを覚えている。オヤジ達がグランドの片隅をスコップで掘って作ってくれた。中学では寄付を集めて体育館を作った。でも使ったのは3年の後半だけ。
我々の世代は新しく門戸を開く役割だった。
義務教育が終わると死ぬまで競争だといわれた。高校受験に始まり、大学受験、就職・結婚・最後は墓場まで不足しているからだ。
当時、高校は公立の新設高が何校か作られた。大学も急遽定員が5割位増やされた。就職は丁度高度成長期で割合に楽ではあった。
最後に残された墓場は現在進行形。墓地も増設されているみたいだ。しかし、葬式屋のあては外れるかもしれない。何故なら、もう形式ばった葬儀をする人がすくなくなるようだからだ。私もしないつもりだ。
団塊2世と言うのもいる。我々の子供たちだ。私は結婚が遅かったので息子達は団塊2世からずれているのは幸いだ。
いま、我々団塊世代が定年を迎え超老人世界が始まろうとしている。
どうなることやら!

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