2011年8月24日水曜日

30歳になったら、結婚しよう。

 全く理由はないが、30歳になったら結婚しようと思っていた。
多分、それまでは自由に仕事に遊びに熱中したかったからだと思う。
ダイエー入社以降、仕事中心と何故かラグビーをしたかった。自主トレして頼まれもしないのに後輩の合宿に参加したりしていた。29歳11カ月、結婚するまで仕事とラグビー中心だった。

職場には女性が多い。
7割は女性(社員とパート・アルバイト)だ。手を出さなくても少し油断すると女性に捕まる職場だ。それだけに女性問題には厳しい会社でもあった。
極端に言うと女性は寄りどりみどり、当時地方から集団就職で都会へ出てくる女性の主な目的は幸せな結婚だ。彼女たちにとって「大卒・主任」が基準。それに当てはまるので大変だった。全く知らない売場の女性からプレゼントを貰ったりもした。そこで甘い顔をしたらNG!
嫌われる位冷たく対応しなくては!
女性との問題で責任をとったヤツ、退職したヤツ、色々いた。
結果的にはボクも社内結婚だから大きなことは言えないが、当初はイロイロ苦労したもんだ。
と言いつつ、池田店では大変な事件に巻き込まれた。
開店前に商品補充だけをするアルバイトがいた。たいていは40歳代位の主婦だったが、彼女だけが26歳と若かったし男好きするタイプだ。彼女は話上手、上手く話題に引きずり込む。何も知らないボクは上手く誘われて彼女とお茶を飲みに行ったり、ドライブに行ったりもした。ボクもハッキリ言ってキライではなかった。
ところが、なんと彼女は何人もの男性課員に声をかけ、いわゆる「遊んでいた」、それ自体は自由だが、課のある新入社員をH○○○○にまで誘ってs××したと言う。 同じような人間があと二人表れ、課内はガタガタ。なにせ主任であるボクまで当事者だったんだから。
一番困ったのはそのうちの一人が結婚を間近に控えていて婚約者がそのウワサを知ってしまったこと。
こんなことが店長の耳に入ったら大変。当事者を全員集めて「彼女は解雇。今後一切付き合わない」と言う対策を決めた。全員、ボクの方針に同意してくれた。
責任上、彼女の家に行き事情を説明、退職を納得させた。
その時、彼女の悲しい生い立ちを聞かされ、中学時代にはヤンキー仲間に入り○○されたとも言った。それを聞かされ、もう少しで同情しそうになったが、そこは毅然と切った。彼女も自分のしたことを認め反省していると言ってくれた。でもボク自信、個人的には苦しかった。

そんな時、異動の話があり、本部「人事・教育」へ異動した。
この事件がバレたからではないと思うが、タイミング的には事件は解決、そのことを忘れる為には良かった。















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