2011年8月19日金曜日

ダイエー入社。

関学を卒業してスーパーの㈱ダイエーに入社した。
当時は未だ映画の「大映」の方が有名な時代、スーパーのとアタマにつけないといけなかった。でも、成長著しい企業ではあった。
 就職について両親とも相談せず、一人で動いていた。就職で親の世話になんか・・・! 
ある日オヤジが「ハウス食品どうや?」と言いだした。あのカレーのハウス、当時はまだ大阪の香辛料屋の時代、オヤジはそのハウスの社長と飲み友達だった。よくカレールウの試作品を貰ってきたものだ。
反射的に「ダイエー受けよと思ってる」と言い返した。実は思っているだけで何もアクションは起していなかった。言った以上、受けないといけない。どうすれば受験できるかも知らなかった。学校の証明いるのだろうか?
「優」少ないけどエーやろか?

 ダイエーに興味を持ったのは理由がある。
アメリカのチェーンストアの話に感動したのと、若い企業で昇進がはやいこと。入社数年で管理職にと言う点だ。給料も比較的良かったし。
 全くたまたまだが、翌日のクラブの練習で同期の仲間がダイエーに内定したと言う。エッ!先を越された。でも彼らに受験方法を聞くことが出来た。
何もいらないらしい。それはラッキー!ダイエーへ電話すると。とにかく明日試験するから来いと言われた。なんやエーカゲンな会社やなぁとは思ったが、自分の方がもっとエーカゲンや。

 ペーパーテストは高校レベルの簡単なもの、即合格、即面接日が決まり、面接へ。
面接は個人面接と、グループディスカッション。
テーマはベトナム戦争。どこかで読んだ「ドミノ理論」でつっきり合格。でも、後から知ったが、意見が強烈過ぎたらしい。でもパスしたもん勝ち。
オヤジも文句は言わなかった。オヤジの持論は「衣・食・住」に関連する企業へだったからピッタシだったのだ。

でも、今から考えるとハウスも面白かったかも!
人生の流れを決める就職をやはりエーカゲンで乗り切った。

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