2011年8月11日木曜日

闘病生活

突然の呼吸困難から入院。
慢性腎不全と診断され人工血液透析をうけることになる。

初めての入院、個室で自由だが一人は寂しい。当初は倒れて面会謝絶のウワサでだれも見舞いにも来ない。ママも安心して常時はいない、家に帰っている。部屋には外部と繋がる電話がついていたので友人に電話しまくった。みんな驚きの声「生きとったんか?」・・・てな調子。
で、だんだんと見舞い客が増えてきた。毎日2~3件、何故かダブらない。誰かが調整してくれてんのか? 1か月の入院でメモを見ると100件くらいの見舞客。義理できた親戚以外で70件100人くらいかな?
症状は何もなし。痛くもかゆくもナイ。治療らしいものもナイ!
ただ、人工血液透析は毎日4時間受けた。入院ってこんなもんか? 一番、惨めなのは食事、病院食だから病人のことを考えてのメニュウだろうが、少ない、旨くない。 朝は食パン1枚、ジャムと牛乳のみ。昼と夜はお粥に野菜の煮物、汁ものくらい。 お粥ではどうしようもないので白メシにかえてもらった。肉っけは1カ月の入院中、2回のみ、煮物にカシワが少し、そして鰆の焼き物。

結果、痩せた。入院前たぶん95kgはあったと思う。退院したら75kg。エッ、20kgも痩せている。 そらあのメシでは痩せるわな!
帰ってビックリ、裸になったらミイラや! ガリガリの身体、肌はカサカサ、見られない。でも1カ月位で回復した。勿論体重も増えたけど。
10日ほどたって主治医が透析をやめてみようと言いだした。まだ五十代で仕事もしなければいけないだろうからと言う良くわかった話だ。ありがたかった。で、透析離脱。
点滴がなくなり、トイレに行けるようになって、風呂にも入れるようになった。リハビリも始まった。2週間くらい寝たままだと歩けないなんて初めて知った。 リハビリ器具のお世話にならないとフラフラする。リハビリプランに従ってトレーニングだ。
丁度1カ月、30日で退院した。

退院後も通院しなければならないが、だんだんとズボラになり通院も止めてしまった。なぜなら、以前と同じような身体になったと思ったからで、それが大きな間違いだった。






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