2011年12月12日月曜日

Friday ミーティング

ダイエー時代の話。
社内的に神戸が重要視されていたのは言うまでもないが、社長から「神戸の各社責任者を集めて毎週ミーティングする」と言われたのには困った。
各社の報告は適時、社長に報告されていて今さらの感はあったが、各社間の意思疎通の点では今一つ良好ではなかったことは事実。それは神戸本店事務所の力不足かもしれない。
毎週金曜日に開催するので「神戸フライデーミーティング」(KFM)というのが正式名称。
毎週金曜日の早朝、8時からオリエンタルホテルで朝食をとりながらの会議。本社で役員が昼食を集まって食べるのと同じ感じか?
各社の現状を情報交換するのが主な目的。事務局は神戸本店。事務局は当日中に議事録を社長・メンバーに流すのが業務。
メンバーはダイエーの神戸エリアの営業本部長・プランタン神戸支配人・オリエンタルホテル・流通科学大学・Sun-TV・KissFM等々10数社。
朝食をとりながらと言うが皆、社長が来るまでに食事は済ませておきたい。だから7時半位には来て早めに朝食、社長を待つ。社長は社長で経団連がしているスタイルを取りたかったようで、朝食をワイワイ言いながら食べて情報交換するのを望んでいた模様。しかし、ダイエーグループでは無理な話。みんな社長と食事をするなど考えるだけでもゾッとする。
経団連では参加者(大手企業の社長・会長クラス)各自のセルフスタイル、自分でご飯をよそい、味噌汁を入れて食べているらしい。しかし、そうは言ってもKFM会場のオリエンタルとしては何かとサービスしたがる。 おかずは昨日の残り物で良いとは言えそういうわけにもいかない。宿泊客と同じものに、2000円もする朝食だ。ボーイさんもつく、これが社長は気に入らない。放っておけという。何とかホテル側を説得して完全無人化(セルフサービス)・残り物「風」の朝食に。 
しかし、皆が早く朝食をすませて社長を待ち、社長だけが一人朝食を食べるのを待っているというのもケッタイな風景に。

各社の報告事項、社長の指示事項はまとめてその日のうちにFAX。
これが大変、下手すると当日はこの仕事にかかってしまう時もあるほど。
つまり、まとめた内容(下書き)をFAXし各社に内容確認、修正が入ることも多々ある。間違った内容をレポートして後で大問題になったこともあった。
だから、社長の都合で毎週が隔週になった時はホッとした。

また同じ発想で神戸の各社の実務者レベルで月1回「神戸マンスリーミーティング」(KMM)を企画した。
これは月1回の昼食会スタイルのミーティングで各社には喜ばれた。経費をうかして年に何回かはPartyも開催した。このKMMは神戸各社のコミュニケーション作りに非常に役立ったと思う。

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