2011年11月16日水曜日

再就職

  ダイエーを退職して再就職先も決まらずにいたのに何故か焦りはなったように思う。約2カ月の有給休暇中、家内と美術館巡りや近くの思いでの地探索や毎 日のように出かけていた。
ここで又、例の神戸のTさんの世話になる。
彼から連絡があり、仲間で送別会をしてやるという。
ありがたい話だ。当日は神戸JCのOBというか神戸ロータリークラブのメンバーが40~50名も集まって頂きおいしい中華を御馳走になった。それよりも嬉しかったのはその日の参加者が最就職先を探してやるという。これ以上の力強い応援はなかった。挨拶で「これからも神戸で神戸の為に働く」と宣言してしまった。

と言って特に就職活動もせず数日が過ぎた頃、Tさんから電話。
「メシ食おう」といつもの調子。久々に神戸へ。
突然「イチケンの社長が欲しがっているからイチケンへ行け」という。イチケンのA社長はダイエー社長の娘婿で去年ダイエーグループの建設会社イチケンの社長になったばかりの人。一族というだけの落下傘社長であり、気心の知れた部下もいないから自前のスタッフを欲しがっているとか。A社長のことは顔と名前を知っている程度。考える余地もなく「このことは中内さんにも話してある。エーなぁと言ってはった」とウソみたいな話。 
で、断れない状況だし、断る理由もない。
勤務地は神戸で待遇はダイエー時代と同じにするという。よく考えると願ってもない話だ。しかし、即答はさけその日は別れる。
1週間後、また電話。
A社長が神戸に来るので会いたいと言っているという。かれが仕組んだこととは知りながら出かける。世間話をしながら昼食。なかなか本題に入らない。A社長としては判断しかねている模様、Tさんが最後に「それでいつから行ってもらおう?」と言うと「担当者から連絡させる」と煮え切らないがもう採用が決まったような感じ。こんなんでエーんかいな?
しかし連絡を待ったがなかなか連絡はない。
有給休暇も終わりかけの2月になって痺れを切らせて電話。「では来週から来て下さい」と担当者。なんとなく頼りない。
今思うに、今回のことはTさんがかなりごり押しした模様。
でもラッキー、待遇は同じで再就職出来た。しかも全く知らない会社ではない。本社は神戸だし、ダイエーからの出向者も多い。建設業界のことを知らないだけで再就職って感じはしなかった。

問題はA社長とのこと。
ハッキリ言ってあまり好きになれないタイプ。彼は典型的なオボッチャマ。なのに自分はエライと思っている。的外れな指示も多い。 しかも困ったことに親(義父)の七光りで社長にして貰っているのにその謙虚さがない。
Tさんの話ではそんな社長を立派な社長に育てろと言う。真剣に考えるとエライ会社に入ったものだ! しかし、日常の業務は何もナイ。ヒマなのもツライ。営業活動でもするか!

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