2011年11月30日水曜日

U.S.Army Band

神戸日米協会事務局としての・・・仕事?

神戸日米協会では毎年「神戸まつり」時に米陸軍軍楽隊(厚木基地駐留)を招いてパレードに参加していた。彼らも神戸に来るのを楽しみにしていたようだ。

因みに、このUSArmyBandは兵隊が楽器を演奏しているのではなくミュージシャンが軍服を着ていると言われているほどで彼らは個々には一流のミュージシャンだとのこと。
話はそれるが湾岸戦争が起こった時、彼らにも出撃命令が出て楽器を銃に変えてイラクへ行ったとか「明日、イラクへ出発します」とメッセージをもらった時にはアメリカの厳しさを実感した。

USArmyBandは2泊3日で神戸へやってくる。

細かい話だが、神戸へ来るまでは彼らは出張扱い。神戸で活動中はこちらがその面倒を見ないといけない。それには費用(宿泊・食事・移動etc.)も世話役のスタッフも必要で準備も大変。(費用の捻出も大変だがここではふれない)
パレード前日には歓迎Partyを開催。
これがオモシロイ。彼らはこの出張を神戸で遊ぶことを楽しみにしている。神戸にはミュージシャンの集まる店が数多くあるからだ。 彼らにとってPartyは食事の感覚で、早く終わって街へ繰り出したい。 ところが主催者である我々は彼らとPartyを楽しみたい。彼らをノセテ演奏させ、賑やかなPartyにしたい。彼らはノルとやはりミュージシャン、なんでも演奏してくれる。最後にはみんなでダンス。楽しいPartyではあった。

ここで一番困るのは神戸日米協会々長(=社長)の機嫌。

何か問題があってブスッとされていてはPartyもダイナシ。会長の機嫌取りの対策も必要なのだ。つまりは会長のお相手を招待しておくこと。一番よいのは知事や市長に来てもらうこと。市長は神戸まつり中なので忙しいが顔だけは出してもらう。そういったイラン気遣いもしなければならない。
翌日のパレードには会員とArmyBandが参加。
でも会員が中々集まらない。パレードなんてという年齢の方が多いから仕方がない。勢いJCや関係先の動員も必要になる。Armyの世話役も必要。 当日はバタバタだ! 彼らの中には菜食主義者やブタは食べない人とか、アメリカ人なのにハンバーガーは食べないとか、フライドチキンでも地方によって味が違うので何種類か用意しないといけない。日本人感覚では対応出来ない人もいる。勿論、女性隊員も数名いる。
彼らの演奏とパフォーマンスは毎年市民に大好評。あれだけの迫力のある演奏・パレードは中々見られるものではない。
今、考えてみてヨクあんなことやっていたなとゾッとする。
まだ若かったのか?

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