2011年11月25日金曜日

強盗(殺害)事件

親しい先輩店長、かれは型破りな人間。
彼は自店に侵入した強盗犯を捕まえるどころか犯人の拳銃で殺害してしまった。大阪府警本部長から表彰状を貰った。

スーパーを狙うピストル強盗事件が頻発していたが、だれも自店にくるとは考えていない。

ある日、彼の店にその犯人が潜入した。スーパーに詳しい人間らしく、通用口から侵入し売上金を扱う庶務課へ入ってきた。女子社員の悲鳴を聞いて彼は庶務課へ、そこには拳銃(本物)を持った犯人がいたが、だれしも本物の拳銃だとは思わない。なんと彼は横にあったゴミ箱のプラスティック製の蓋を盾に犯人に立ち向かった。そこが彼のスゴイところ、迫力ある声で犯人を圧倒、犯人を庶務課から追い出し階段まで追いつめ、もみ合いに。もみ合いながら階段を転げ落ちた。まるで犯罪ドラマさながらだ。
そして犯人が発砲、彼は足のフクロハギに貫通銃創。そこからは彼の記憶もあいまいだが踊り場で拳銃を取上げようと格闘、その時犯人がまた発砲、その弾はなんと犯人のコメカミにあたり犯人は即死。事件は終結した。
ここで問題は犯人が右手に持った拳銃で左のコメカミを撃っている。
もみ合いの最中とは言えかなり無理のある体制だ。警察の捜査はそこでいきずまった。発砲したのは店長ではないかと? 
しかし府警本部長判断で民間人の犯人逮捕という快挙に敬意を表して不問に。そして表彰に。
府警本部長が表彰するのは年に1度あるかないかでまして民間人を表彰すると言うのは極めてマレなこと。
ダイエーのいはこんな店長もいた。

0 件のコメント: